韓国がベトナム・ポーランドの過去史から学ぶべき教訓【寄稿】

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韓国がベトナム・ポーランドの過去史から学ぶべき教訓【寄稿】

(写真:朝鮮日報日本語版) ▲韓国のイ・ジョンソプ国防相とベトナムのファン・バン・ザン国防相が3月28日、ソウル市竜山区の韓国国防部(省に相当。以下同じ)での会談に先立ち、記念撮影をしている。2023.3.28/写真=韓国国防部

 歴史学者のアーノルド・トインビーは「人類にとって最も大きな悲劇は、過ぎ去った歴史から何の教訓も得られないところにある」と語った。これは「過去を忘れた国に未来はない」という欧州の古い格言とも相通じる。過去の歴史を教訓にして二度と同じ不幸が繰り返されないように備えなければならない、という意味だ。国家間の関係において、そういう歴史の教訓は主に将来の挑戦と災厄に備えた富国強兵、すなわち豊かな国と強い軍事力の建設を意味する。過去の歴史的怨恨を忘れず長く記憶せよという意味では決してない。

 ベトナムは過去の全ての加害国に向けて「過去にふたをして未来のために協力しよう」というメッセージを伝えている。経済発展を通した富国強兵が最優先の国家目標だからだ。かつて金大中(キム・デジュン)政権が「韓国軍のベトナム良民虐殺疑惑」について共同調査と補償の用意があると伝えた際、ベトナム政府は「過去史に対する一切の議論に反対する」としてこれを即刻拒否した。過去に2回の国家消滅を経験したポーランドは、ロシアの脅威から逃れると、冷戦終息後真っ先にNATO(北大西洋条約機構)に加入して民族の長年の宿敵であるドイツと安全保障協力を強化してきた。昨年ウクライナ戦争が始まると、ロシアの侵攻という悪夢から大々的な軍備増強を急いでいる。

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