韓国・ナビに従って運転すれば「高くて遅い道」に導かれる不思議


韓国・ナビに従って運転すれば「高くて遅い道」に導かれる不思議

(c)MONEYTODAY

最近、韓国のオンラインコミュニティでは、Aさんのように「TMAPが、一般道ではなく有料道路に誘導し、高い通行料を払うはめになった」という話が殺到している。「ナビゲーション業者が有料道路運営会社からカネをもらっているのではないか」という疑惑も提起されている。TMAPはMAU(月間活性利用者)が1300万人の韓国トップのナビゲーションアプリだ。

これに対し、TMAP運営会社である「TMAPモビリティ」は「事実無根だ」と反論している。

ライバル会社のサービスと同じ時間帯(月曜日午前10~12時)に同じ出発・到着地を設定し、推薦経路の通行料を比較した結果、計50件のうち▽TMAPの通行料が安い(15件)▽ライバル会社が安い(9件)▽両サービスが同額(26件)――となったという。

TMAPモビリティは「時間、距離、費用を計算し、最適な結果を提供する『経路アルゴリズム』に従って推薦経路を提示している。道路運営会社から代価を受け取るというのはデマだ」と強調した。もしTMAPが有料道路に案内したとすれば、アルゴリズムが、通行料を払っても時間や距離、便利さなどの利益が大きいと判断したためだという説明だ。

一方で、TMAPが「高くて遅い経路を推薦する」と指摘する声もある。例えば、分かれ道で現在通行中の道路より「6分遅く1200ウォン高い」道路を経路として提示するという話だ。また、中部高速道路と第2中部高速道路のように分岐してから再び合流する地点でも、同様に速くも安くもない経路を提示する。

TMAPモビリティは「前方が渋滞している場合、他の経路を選択すれば時間、距離、料金がどうなるかを知らせ、利用者の選択肢を広げる機能だ。多くのドライバーが目の前の渋滞だけを考えて他の道を探すが、ほとんどの場合、該当地点さえ通過すれば渋滞は解消される。これを知らせるのが目的だ」と説明している。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

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