ウクライナ議員、男性が個人的な理由で動員を拒否できる法案を提出

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ゼレンスキー大統領は動員に関連した不正を受けて「軍事委員の解任」を発表したが、国家汚職防止局は「調査対象になっている軍事委員関係者は1,395人で、これまでに検査を終えた大半の関係者は他の公職者と同じように問題がなかった」と明かした。

調査対象になっている軍事委員関係者は1,395人で、これまでに検査を終えた大半の関係者は他の公職者と同じように問題がなかった

ウクライナでは動員対象者を軍に送り込む「軍事委員会」の不正が問題になり、ゼレンスキー大統領は調査報告を受けて「全地域(2つの特別市+24の州)の軍事委員を解任する」と11日に発表、この件については現地メディアだけでなく主要な海外メディアも大きく取り上げたため注目を集めているが、今回の決定=軍事委員の解任について詳細が判明した。

ウクライナ議員、男性が個人的な理由で動員を拒否できる法案を提出

出典:PRESIDENT OF UKRAINE

国家汚職防止局は「調査対象になっている軍事委員関係者(幹部職のみ)は1,395人で、(これまでに検査を終えた)大半の関係者は他の公職者と同じように問題がなかった」と明かし、ゼレンスキー大統領が解任を決めたは軍事委員とは「24の州の軍事委員長=24人のみ(犯罪関与に関与しているかは関係なく解任)」で、これに犯罪や違反の証拠が見つかった軍事委員関係者が加わっても「軍事委員会の機能維持」に問題はなく、動員対象者との摩擦をや和らげると同時に「動員免除」や「国外出国」に関する不正を減らす「新たな試み」も提案されている。

国境警備隊の説明によると「不正なルート」で出国を試みて逮捕された動員対象者は1万3,600人、国境検問所で「偽書類による通過」を試みて逮捕された動員対象者は6,100人で、この人数は5個旅団に相当するが、不正なルートや偽書類による通過で隣国への脱出に成功した人数は把握できておらず、最高議会のマズラシュ議員は「この様な状況はウクライナのイメージを貶めたいロシアにとって都合が良く、国内経済や国民心理にも悪影響を与えるだけだ」と主張し、男性が個人的な理由で動員を拒否できるようにする法案を提出したらしい。

ウクライナ議員、男性が個人的な理由で動員を拒否できる法案を提出

出典:Державне бюро розслідувань

マズラシュ議員は提出した法案の意図について「意欲のある男性のみを軍に集め、戦いを望まない男性が国内経済に貢献できるようにするもの」と説明しているが、海外メディアの取材に応じたウクライナ人男性は「軍でキャリアを築きたいと願う人間を引き付けるには『旧ソ連から継承した時代遅れの兵役制度』を改善する必要がある。動員に応じた友人の外科医は「自分の技術が戦いに役立つ」と訴えたものの、軍は彼をザポリージャで兵舎を建設する部隊に配属した」と訴えている。

ウクライナの兵役制度やシステムに問題があるのは確実だが、これを戦争中に改善するのも難しく、限られたリソースをどこに投入するか選択しなければならない現状では仕方のない部分なのだろう。

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※アイキャッチ画像の出典:Генеральний штаб ЗСУ

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