“NATOがウクライナ加盟条件にロシアによる占領地の放棄を議論”
ウクライナのNATO(北大西洋条約機構加盟)の条件について、占領された領土の放棄がNATO内で議論されていて、ウクライナ側が猛反発しています。
ウクライナメディアは15日、NATOのストルテンベルグ事務総長の側近が討論会で「ウクライナがロシアに占領された領土の一部を諦めれば、NATOに加盟できる可能性をNATO内で議論している」と述べたと報じました。
この発言に対し、ウクライナのポドリャク大統領府顧問は「NATOの傘と領土の交換なんて馬鹿げている」と発言を一蹴し、「それは民主主義の敗北を意味する」と強く反発しました。
ウクライナは一貫してロシアに占領された領土の放棄は受け入れられないとの立場で、全領土奪還を掲げています。
テレビ朝日