2025年11月27日、東京証券取引所には新規上場を告げる鐘の音が響き渡りました。その鐘を打ち鳴らしたのは、ファッションデザイナーのNIGOこと長尾智明氏(55歳)。この日、自身が創業したアパレルブランド「HUMAN MADE」を株式公開し、その成功を内外に示しました。妻は女優の牧瀬里穂氏(54歳)。かつて離婚の危機も囁かれた二人が、いかにして富豪へと返り咲く道を歩んだのか、その軌跡を追います。
HUMAN MADE成功の裏側とNIGO氏の資産
「HUMAN MADE」の時価総額は980億円に達し(12月23日終値時点)、依然として高値を維持しています。ファッション誌記者は、「同社の売上高は約112億円ですが、ユニクロと比較してもはるかに高い利益率を誇ります。これはNIGO氏のアイテムが高額であっても顧客に選ばれる証拠であり、彼のカリスマ性が健在であることを証明しています」と指摘しています。
NIGO氏の個人資産もまた目覚ましいものです。上場と同時に、彼は保有する株式の一部を売却し、約80億円の現金を手に入れました。さらに現在も5割近い株式を保有する大株主であり、これらを合わせるとおよそ570億円という大富豪に数えられます。神田うの氏や伊東美咲氏のように資産家を夫に持つ芸能人は数多くいますが、牧瀬里穂氏もまた「最強マダム」の一人としてその名を連ねることとなりました。しかし、彼らの結婚生活はまるでジェットコースターのような波乱に満ちたものでした。
栄光と挫折、そして妻の支え
牧瀬里穂氏がNIGO氏と結婚したのは2008年。当時、NIGO氏は人気ブランド「A BATHING APE®」を大ヒットさせ、年収5億円とも言われる絶頂期にありました。ファッションジャーナリストの宮田理江氏は、「NIGO氏の業績は多岐にわたりますが、特に1990年代の“裏原宿”ムーブメントを牽引し、日本のストリートファッションを世界に広めた功績は計り知れません」と語っています。
当時は「玉の輿婚」として大きな話題を呼びましたが、結婚生活はすぐに荒波に見舞われます。「A BATHING APE®」は紳士服からコンドームまで手を広げた結果、NIGO氏自身のコントロールが及ばなくなり、運営会社の負債は43億円にまで膨れ上がりました。
NIGO氏と牧瀬里穂氏、困難を乗り越えた夫妻の姿
破綻寸前の危機に直面したNIGO氏は、運営会社ごと香港企業に売却を決断します。この時期には、ウォーホル作品を含む250点もの絵画をオークションで売却し、原宿の豪邸や六本木ヒルズのペントハウスも手放しました。一時は離婚の噂まで囁かれるほどの窮地に追い込まれます。
しかし、この困難な時期を支え抜いたのが牧瀬里穂氏でした。開店休業状態だった女優業に復帰し、BS朝日の教養番組、舞台、花王のCMなど、積極的に仕事を入れるようになりました。同時に、牧瀬氏の趣味であった茶道にNIGO氏を誘い、陶芸を勧めるなど、精神的なサポートも惜しみませんでした。NIGO氏も茶道の奥深さに魅了され、2018年には京都・東山に裏千家流の茶室「瑞穂庵」を建立するまでになりました。
新たな成功と夫婦の絆
NIGO氏が「HUMAN MADE」で再び成功を収め、大富豪へと返り咲いた背景には、彼自身の創造性はもちろんのこと、妻・牧瀬里穂氏の献身的な支えと、夫婦で困難を乗り越えた強い絆がありました。彼らの物語は、単なるビジネスの成功だけでなく、夫婦の愛と信頼が逆境を乗り越える力となることを示しています。
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