西日本では大雨が続く18日、東海から東北も不安定に

今日の天気

18日、西日本の太平洋側では昼頃まで大雨が予想されます。特に九州や四国では滝のような雨が降り、1時間の雨量は高知県仁淀川町池川で73.0ミリ、鹿児島県鹿屋市輝北で54.5ミリ、鹿児島県曽於市で53.0ミリとなっています。土砂災害には十分に注意が必要です。午後には東海や関東、東北でも大気の状態が不安定になり、局地的な雨雲が急発達する見込みです。

今朝の雨雲

西日本の太平洋側では今朝も発達した雨雲がかかり、局地的に滝のような雨が降っています。特に九州南部や四国などでは昼頃まで大雨が予想されます。高知県などは前日から雨が続いているため、土砂災害には特に注意が必要です。大雨のピークが過ぎても急な斜面には近づかないようにしましょう。

午後の天気予報

午後は東日本や北日本にも暖かく湿った空気が流れ込み、特に東海や関東、東北では大気の状態が不安定になる見込みです。午後5時の発雷確率を見ても、東北南部や関東北部などで特に高くなっていますが、発雷確率が低いエリアでも急に雨雲が発生することがありますので、注意が必要です。東海では局地的に雷や突風を伴った非常に激しい雨が降り、東北でも激しい雨や雷雨となる所があります。都市部には冠水の恐れがあるため、落雷や突風にも十分にご注意ください。

天気急変のサイン

天気が急変する際には、以下の3つの現象が前兆となります。

  1. “真っ黒な雲が近づいてきた” – ゲリラ豪雨をもたらすような発達した積乱雲は真っ黒に見えます。黒い雲が速いスピードで移動するか、晴れていたのに急に空が暗くなったりするのは天気急変のサインです。
  2. “雷の音が聞こえてきた” – ゴロゴロという音が聞こえると雷雲が近づいています。また、稲妻が見えるのも天気急変のサインです。
  3. “急に冷たい風が吹いてきた” – 発達した積乱雲からは雨粒とともに冷たい風が吹き降ります。風の変化にも注意が必要です。

これらの前兆を感じたら、すぐに安全な場所へ避難してください。また、雷注意報が発表されている場合や天気予報で「大気の状態が不安定」「天気が急変」という言葉を聞いた場合も、急な大雨や落雷、突風の可能性があるため、十分に注意してください。

参考情報提供:日本気象協会 本社 木村 雅洋

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