ウクライナ情勢を巡る鈴木宗男氏の「直ちに停戦」要求は妥当か? グローバルサウスは「交渉を」、ウクライナは勝てないとの見方も

鈴木宗男氏の要求に対する議論

ウクライナによるロシアの侵攻について、日本維新の会の鈴木宗男参院議員の発言が波紋を広げています。鈴木氏は昨年の侵攻以来、ウクライナ側にも非があると主張し、即時の停戦を要求してきました。

しかし、鈴木氏の発言は日本政府の立場とは異なり、一部ではロシア寄りすぎるとの批判も出ています。鈴木氏の要求は的外れであり、まずは侵略したロシア軍の撤退が最優先であるべきだとの声もあります。では、現在、世界では鈴木氏の要求に関する動きはどのようになっているのでしょうか。それを検証してみましょう。

「一にも二にも停戦」

鈴木氏は北海道・沖縄開発庁長官や外務政務次官などの経験を持ち、長年にわたり対ロ交渉に携わってきました。現在のウクライナ情勢について、鈴木氏はロシアとウクライナの国力の差が明白であり、「ウクライナは(欧米の支援なしには)自力で戦うことはできない」と述べています。そのため、「血の流れを避けるためにも、まずは停戦が必要だ」と要求しています。

被害を最小限にするための早期停戦

鈴木氏は、日本がウクライナに軍事支援を行っていない唯一のG7議長国であることを活かし、G20議長国であるインドなどと連携し、ロシアとウクライナの両国に対して停戦を促すべきだと主張しています。

さらに、停戦時点では国境線の決定は必要なく、今後の交渉で決めれば良いとしています。国連や日本、中国なども仲介に加わることができると述べています。

グローバルサウスの主張

停戦に関しては、侵攻直後からロシアとウクライナの間でベラルーシやトルコなどで交渉が行われており、侵攻前のエリアまでロシア軍の撤退やウクライナの中立化についての和平案がまとまっているとされています。

参照リンク:[日本ニュース24時間](https://jp24h.com)

鈴木宗男氏のインタビュー
写真:47NEWS

情報源リンク: [https://news.yahoo.co.jp/articles/f5c23ffe6519677eb8501f0d4188d0957f58263d](https://news.yahoo.co.jp/articles/f5c23ffe6519677eb8501f0d4188d0957f58263d)