伊藤千晃、AAA在籍時の苦悩を告白 – 「ばれないようにしなきゃ」と感じていた性の悩み

伊藤千晃、フェムテックを知って前向きに

モデルでアーティストの伊藤千晃が18日、都内で開催された「女性の健康は社会の未来~ドラッグストアで『#フェム活しよう』~に登壇しました。AAA在籍時の性の悩みについて明かしました。

イベントに登壇した伊藤千晃

伊藤は、フェムテックとの出会いについて、「最初に知った言葉として『フェムテック』だったんですけど、お知り合いの方が『最近ではね、フェムテックもね、流行っているよね』みたいな会話から『なんですか、それ?』と(笑)。自分でも、女性なら知っておいた方がいいんじゃないみたいなのがきっかけで、調べるようになったんですね」とコメントしました。

出産を経ての体の変化や生理前のPMSを例に挙げながら、「(自分を)責めていたこととかが、体のホルモンの変化で起こっていたことなんだよって当てはまる項目がすごくあって。そこからどんどんハマっていって調べることによって、知識を得て自分に取り入れることによって、ものすごく前向きな生活に変わっていったんですね。そのお知り合いから『フェムテック』という言葉を聞いたのがきっかけでした」と振り返りました。

伊藤千晃、AAA在籍時の性の悩み

また、「本当に、10代~20代の時からこの言葉を知っていたかったなってすごく思います。20代の時はAAAという、一応ダンスを踊って歌を歌ってというパフォーマンスグループをやらせていただいたんですが、AAAって男女混合グループなんですよ。一応、思春期を男女共にするっていうことで、なかなか生理の話だったり、そういった女の子の言いづらい部分っていうのは我慢してきたりっていう。ばれないようにしなきゃとか」と回想しました。

「そういったところはすごく、悩みとして20代はあったので。今の私だったらもう少し20代に自分の体を労わって生活して、お仕事でもそうなんですけど、してあげられたんじゃないのかなあって思うと、皆さんに早く知ってもらいたいなっていう風に思います」と考えを明かしました。

伊藤千晃、直談判で連載掴み取る

実際のフェムケアについて伊藤は、「実際にフェムテックという言葉を知って取り入れたのが、まさにこの隣にもあるんですけど、フェムケアソープ。それすら知らなかったんですよ。フェムゾーンの専門のソープがあるっていうことも知らなかったですし、今までは普通のボディソープと書かれたもので洗ったりしていたので。すごく乾燥したり、何かトラブルの原因にもなっていたんだなって思うと、やはり一番最初に入りやすかったのは、そういったソープですね」と自身の経験を紹介しました。

フェムテックについて連載していることについて、「どんどんどんどんハマっていって調べたら、やっぱりこれを同じ女性だったり、女性だけじゃなく男性にも理解が深まるといいなあっていうのを実感したので、それをとにかくとにかく伝えたいっていう気持ちが大きくなりました。自分で編集長のところに行って『こういうことを伊藤は発信したいんです!』っていう思いを伝えたら、その気持ちを買ってくださって。じゃあ一つ一つやってみようかということで、今やらせていただいているんです」と自ら売り込みしたことを明かしました。

また、「熱い思いがありました。自分もすごく経験したことが多かったので、とにかく私の年下の子もそうだし年上の方もそうだし、今日は男性もすごく多いと思うんですけど、男性の方も知ってもらえるきっかけがいっぱい増えればいいなって思っています」とも話していました。

伊藤千晃、フェムテック検定を受験

フェムテックのブランドのミューズ就任については、「素直にうれしかったですね。あとは私がフェムテックを知って、一応検定とかも受けて、ちゃんと自分がフェムテックを語れるように勉強とか講座とかも受けたので、それがこういった形に繋がったのは、自分が勉強してよかったな、知識を身に着けてよかったなと思う一つの成果だと思うので、本当にすごくうれしいです。そしてCMも、ものすごくきれいに撮っていただいたので、久々にすごくテンションが上がりました」と笑顔で話しました。

「フェムテック検定っていうのがあるんですけど、そこに自分でどういうところがいいかなって探して。ここは表現しているところが自分の思いと近いなみたいなところを選ばせていただいて。そこで自分で申し込んでっていう形で。あとは家でひたすら勉強の毎日でしたね」とも語りました。