関東甲信や東北で滝のような非常に激しい雷雨も
この週末は午前中は晴れる傾向がありますが、午後には内陸や山沿いを中心に急激な雨や雷雨が発生する可能性があります。特に関東甲信や東北では、雷が非常に激しくなり、まるで滝のような雨が降ることが予想されています。
明日の20日(日)も午前中は晴れる予想ですが、午後には急激な雨が降る場所があります。特に関東甲信や東北の山沿いや内陸では、雷の発生確率が高くなっています。
注意が必要なのは、夏休みの終盤に山や川へ行く人々です。この週末は天気が急変する可能性があるため、晴れている間でも注意が必要です。落雷や突風、ひょうなどにも注意しましょう。
黒いもくもくした雲や急に冷たい風が吹いてくると、天候が急変する兆候です。その場合はすぐに頑丈な建物内に移動し、川からは速やかに離れましょう。
東京都心は記録的で危険な残暑が予想されます
この週末は天気の急変と共に、熱中症にも注意が必要です。日差しや南からの暖かい空気の影響で、今日19日(土)の最高気温は全国的に高くなり、西から東日本では35℃以上の猛暑日が続く予想です。33都府県で「熱中症警戒アラート」が発表されています。
明日20日(日)も西から東日本を中心に、35℃以上の所が多くなる予想です。特に東京都心は37℃と、通常よりも6℃高くなる見込みです。
今年の東京都心は過去最多の猛暑日を記録し、さらに記録を更新する見込みです。立秋を過ぎているため、暦の上では秋が始まっているのですが、今年は危険で記録的な残暑となりそうです。
できるだけ涼しい場所で過ごし、周囲の人々と声をかけ合いながらこまめに水分を摂ったり休憩を取ったりするなど、熱中症対策を万全にして過ごしましょう。
（気象予報士・鈴木悠）
