ウクライナ軍が砲撃で再びロシア軍の機械化部隊を殲滅、バフムートの戦いが激化

ウクライナ軍による砲撃でロシア軍の機械化部隊が壊滅

先週、ロシア軍の機械化部隊がバフムート方面でウクライナ軍によって殲滅された様子が確認されました。しかし、今度はウクライナ軍がクリシェイフカの高台を奪還するために投入されたロシア軍の機械化部隊が再びウクライナ軍によって殲滅されました。

ロシア軍の装備が次々に破壊されている様子も

バフムート方面では戦闘は激化しており、ロシア軍はクリシェイフカに定着したウクライナ軍に対抗するためにT-90を含む機械化部隊を投入しましたが、ウクライナ軍の第3突撃旅団によって壊滅させられました。このように、ウクライナ軍はロシア軍を圧倒し、消耗させることに成功しているのです。

ウクライナ軍が砲撃で再びロシア軍の機械化部隊を殲滅、バフムートの戦いが激化ウクライナ軍が砲撃で再びロシア軍の機械化部隊を殲滅、バフムートの戦いが激化

出典:GoogleMap バフムート周辺の戦況/管理人加工(クリックで拡大可能)

砲兵レーダーや砲兵装備の破壊によってロシア軍は苦境に立たされている

防衛側のロシア軍がドローンで監視されている戦場に機械化部隊を投入するのは無謀とも思えますが、実際には対砲兵レーダーや砲兵装備が破壊されたことによって、ロシア軍は効果的な火力支援ができなくなり、ウクライナ軍の前に戦車や歩兵戦闘車を出すしかない状況に追い込まれています。

火力支援の低下がロシア軍の攻撃に影響している可能性も

第128独立山岳強襲旅団のドミトロ・リシウク大佐は、クラスター砲弾によって敵の大砲を撃破できることや、ロシア軍の火力支援が減っていることを明かしています。以前は20門の大砲からの火力支援を受けていたロシア軍も、現在では2門~4門程度になっているそうです。これがロシア軍の攻撃を制約している原因かもしれません。

バフムートの戦いは激化しており、ウクライナ軍がロシア軍の機械化部隊を砲撃で次々と殲滅しています。ウクライナ軍は侵攻541日目において、ザポリージャ、南ドネツク、バフムートの各地で優勢を保っています。

※アイキャッチ画像の出典:日本ニュース24時間

Source link: https://grandfleet.info/war-situation-in-ukraine/battle-of-bakhmut-ukrainian-forces-again-destroy-russian-mechanized-units-with-artillery-fire/