インドのミゾラム州で、建設中の橋が崩落し、17人の作業員が亡くなり、数人が負傷しました。
この悲劇は、ミゾラム州サイランで起こりました。ミゾラム州の首相、ゾラムタンガ氏がSNSの投稿でビデオと写真を公開しました。ビデオと写真には、地面に散乱したがれきや周囲に立ち上る砂塵や煙が写っています。
この事件について、モディ首相は南アフリカからの訪問中にSNSを通じて、遺族に約2,500ドル(約36万円)の支援金と、負傷者には600ドル(約9万円)の支援金を提供することを明言しました。
ミゾラム州は、バングラデシュとミャンマーとの国境に近い山岳地帯に位置しており、住民たちは未舗装の道路や単線の鉄道、そして橋を頼りに生活しています。
インフラの整備が急務となっているインドでは、最近、同様の事故が相次いで発生しています。昨年10月には、西部のグジャラート州で改修されたばかりのつり橋が崩落し、135人が亡くなりました。
今年6月には、東部のビハール州で建設中の橋が崩落しました。この現場では、前年にも崩落が発生しており、工事の質に疑問が投げかけられています。
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