ザポリージャ州の第46機械化旅団は、ロボーティネに国旗が掲げられたことを発表しました。この学校は集落内の中心部に位置しており、「事実上の解放宣言」と解釈されるでしょう。
ロボーティネ周辺の地雷原を突破したことで前進速度に変化がみられるかもしれません
ウクライナにとって8月23日は「国旗の日」であり、ザポリージャ州で戦う第46機械化旅団は「ロボーティネのメリトポリ地区で最も激しい戦闘が行われた場所に国旗を掲げました。この青と黄色の旗にはザルジニー総司令官の署名が入っており、ロシア軍によって破壊された学校に掲げられた」と発表しました。
一部ではロシア軍がロボーティネの中心部を取り戻したと主張されていましたが、国旗が掲げられた学校はロボーティネ集落内の中心部に位置しており、ロシア軍が保持しているとされる塹壕の近くにあります。公開された動画も戦闘が収束した集落内を映し出しています。
第46機械化旅団は動画を公開しましたが、ザルジニー総司令官や自身のTelegramチャンネルでは直接的に「ロボーティネ解放」とは言及していません。しかし、DeepStateは「解放を意味する国旗が掲げられたことから、ロボーティネはブルーゾーンに入ったと主張しています。国旗が掲げられた位置を考慮すると、「事実上の解放宣言」と解釈できるでしょう。
今後はロボーティネ周辺の前線を安定させるために、コパニ方向への移動が予想されます。また、ロボーティネ周辺の地雷原を突破したことから、前進速度に変化が見られるかもしれません。
※アイキャッチ画像の出典:47 ОМБр