「人1人の力じゃ捜せない…」正直諦めも
盗難被害に遭ったのは、横浜市のカーショップでした。
高橋邦明さんは、この情報を知った時、私はちょうど北海道に出張中でした。なので、私のお客さんの中に若い人たちが何人かいたので、その人たちに拡散してもらうようお願いしました。
盗まれた赤い車の写真をSNSに投稿し、情報提供を呼びかけたのです。
「困っています!車がさっき30分前に盗まれました!」
「本当に申し訳ありませんが、皆さんのご協力をお願いします!」
正直、高橋さんは諦めていました。
20年前に同じような経験をしたことがあり、その時は全く(車が)見つかりませんでした。1人の力では探せません。
“SNSの拡散力”で車発見 偽造ナンバーに違和感
そんな中、SNSを利用している方から、この車は必ず怪しいと警察に通報していただきました。
通報者が車を発見した場所は、現場から直線距離で約11キロ離れた公園でした。
車を発見した通報者:
SNSで見た車かもしれないと思って、これはそうかもしれないな?でも、調べてみたらナンバープレートが違っていました。
確認のため、後ろのナンバープレートもチェックしました。すると…
車を発見した通報者:
後ろのナンバープレートのネジの部分が外れていて、数字の「8」がちょっと浮いていました。
よく見ると、「8」の数字が少し浮いているようにも見えました。
通報者は「偽造ナンバープレート」の可能性があると判断し、警察に通報しました。車は無事に高橋さんのもとに戻りました。
SNSの拡散力は本当にすごいと感じました。40万人以上の方が見てくれました。SNSは本当に色々な役割を果たしていますね。
(めざまし8 8月24日放送)