女子児童のプライバシー侵害 大分県教育委員会が60代の教職員を懲戒免職に

小学生の着替えた下着を撮影し、問題発覚

大分県教育委員会は、県内の公立小学校で働いていた60代の男性教職員が、小学生の女子児童の着替えた下着をデジタルカメラで撮影したことが判明し、懲戒免職処分にすると発表しました。

袋から下着を取り出し撮影

教職員は今年の4月から6月にかけて、遠足や水泳の授業の際に女子児童が着替えを入れる袋から下着を取り出し、自身のデジタルカメラで撮影していました。

勤務中の画像記録用SDカードが発見

7月上旬、教職員の同僚が校舎内の給湯室で画像記録用のSDカードを発見しました。管理職がカード内の映像を確認すると、19枚の映像が女子児童の下着を写していることがわかりました。他にも学校行事の映像などが含まれており、これらは教職員が撮影したものであることが判明しました。

教職員の言い分

県教育委員会の聞き取りによると、教職員は「女子児童3人の下着を撮影した」と答えたものの、確認できたのは2人分の下着だけでした。教職員は「下着を見たいという衝動に駆られて撮り、その後エスカレートした。私を慕ってくれていた子どもたちにとても申し訳ない気持ちでいっぱいだ」と話しています。

※本記事は、朝日新聞社の情報を元に作成しています。

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