波動拳のご当地ナンバーが大人気!奈良・橿原市で応募枠の2倍以上の応募が殺到

奈良県橿原市で、人気ゲーム「ストリートファイターシリーズ」をテーマにしたバイク用のナンバープレートが話題になっています。計260枚の募集枠に対し、589件もの応募があり、倍率は2.27倍に上りました。懐かしい気持ちを抱き、多くの人々が応募したようです。

デザインが魅力的で人気を博す

奈良県橿原市は、2022年にゲームソフト大手の「カプコン」と包括連携協定を結び、ゲームを活用した市のPRを行っています。この協定に基づき、カプコンは2種類のデザインのナンバープレートを無料提供しました。

ナンバープレートのデザインは、1991年に登場した「ストリートファイターⅡ」の波動拳シーンと、23年6月に発売された「6」のリュウが描かれたデザインです。用意されたプレートの数は、50cc以下が各100枚、90cc以下が各10枚、125cc以下が各20枚です。

人気の高まりと応募者の特徴

2021年8月1日から17日にかけて応募が受け付けられ、計260枚に対して589件もの応募がありました。全体の倍率は2.27倍となりました。どの排気量でも、「Ⅱ」のデザインの方が「6」よりも人気であり、特に125cc以下用の「Ⅱ」のプレートには122件の応募(倍率6.1倍)が集まりました。応募者の中で40代男性の応募が目立ったといいます。市の企画政策課は、「子どもの頃に遊んだ『Ⅱ』に人気が集まったのではないか」と推測しています。

追加発行も検討中

応募された方々に対しては、抽選でプレートの配布が行われています。その人気の高さから、追加発行も検討されています。

また、橿原消防署が使用するバイクにも「6」のプレートが取り付けられました。消防業務において旧市街地での消火栓点検などに使用されるバイクは、火災予防や消防業務への理解を広めるために注目を集めることが重要ですと、消防署は話しています。

市職員が使用する公用バイク21台にも同じプレートが取り付けられています。

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Source: Yahoo!ニュース