ウクライナ軍、南部で複数のロシア軍防衛線を突破し前進
ウクライナ軍が南部で反転攻勢を進め、ロシア軍の複数の防衛線の一部を突破し、南部ザポロジエ州の要衝トクマクに前進していると報じられました。ウクライナ軍は、アゾフ海の重要都市であるメリトポリへ通じるロボティネへの進撃を公表しており、周辺にはロシア軍の第1防衛線が存在するとされています。
ロシアがクリミア半島への攻撃を強化
CNNによれば、ウクライナ軍が南進するにつれて、ロシアはクリミア半島への攻撃を強化していると指摘しています。ウクライナ軍参謀本部は、ザポロジエ州の2方面で前進したと発表しました。
ロシア軍の作戦強化の可能性
英国防省は、ウクライナの反転攻勢により、ロシア軍が東部のバフムトや南部で圧力を受けているため、今後2カ月以内に東部ドネツク州リマンからハリコフ州クピャンスクにかけて作戦を強化する可能性があると分析しています。
クピャンスクでの攻撃とモスクワ近郊でのドローン攻撃
ロシア軍はクピャンスク近郊を攻撃し、地元当局によると少なくとも2人が死亡しました。また、ロシア国防省はモスクワとその周辺で26日未明にドローン攻撃があったが、空軍が破壊したと発表しました。
(参照元:日本ニュース24時間)