プリゴジン氏の過去動画、話題に「ロシアの危機について言及」

ロシアの民間軍事会社ワグネルの創設者、エフゲニー・プリゴジン氏の過去のインタビュー動画が公開され、注目を集めています。

プリゴジン氏の追悼の様子

プリゴジン氏のインタビューでは、国に嘘をつくことよりも殺される方がましだとする趣旨の発言や、飛行機の崩壊と表現するなど、衝撃的な内容が話題となっています。

この40秒の動画は、ロシアの軍事ブロガーとのインタビューの一部で、4月29日に公開されたものが、ワグネルのテレグラムチャンネル「グレイゾーン」で共有されました。

インタビューの中で、プリゴジン氏は、ロシアが大惨事に瀕していると指摘しました。国防を支配する層が、不正なことに関与する者を徐々に排除していることを理由に挙げました。

「もう限界だ。正直に話す理由は、この国で生きる人々の前でそれをする権利がないからだ。彼らは騙されている。私が殺されるほうがいい」と彼は語りました。

さらに、「しかし、私は嘘をつくつもりはない。ロシアが危機に瀕していることを正直に言わなければならない。手を打たないと、飛行機は空中で分解してしまうだろう」と述べました。

この動画が公開されて数時間後、多くのコメントが寄せられ、プリゴジン氏が自分の運命を予感していたのではないか、彼がまだ生きているのではないかといった声が上がりました。

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