「富士山登山の軽装外国人に苦言」眞鍋かをりがヨーロッパ登山文化を指摘

弾丸登山による問題を取り上げる

眞鍋かをりがテレビ朝日系情報番組「ビートたけしのTVタックル」に出演し、急増する外国人観光客の富士山・弾丸登山について言及しました。

富士山登山規制と救助費用

番組では、富士山への「ご来光」を目当てとする観光客による山頂大渋滞や、軽装での弾丸登山による救急搬送などの問題が取り上げられました。山梨県はこれに対応して富士山吉田ルート登山規制(11月から9月まで)を実施しています。

現在、富士山で遭難救助ヘリを要請した場合、救助者の費用負担はなく、税金でまかなわれています。ただし、富士山以外の山では救助費用が発生することもあるようです。

眞鍋の実体験と軽装登山客に対する苦言

眞鍋は、富士山における救助者の費用負担のなさについて、「無料は良心的すぎるなと思いました」と指摘しました。さらに、彼女の実体験として、アリゾナ州北部のグランドキャニオンでのバスツアーで聞いた話を引用しました。「もし、転落した場合、救助費用はご家族に請求されますので、絶対に気を付けてください」とガイドさんから言われたことで、彼女は自分が落ちないように注意するようになったのです。

また、Tシャツとサンダル姿で富士登山に臨む外国人に対しては、「軽く見すぎている」と苦言を呈しました。

ヨーロッパ登山鉄道の感覚

なぜ外国人登山客は軽装で登山するのかという疑問について、眞鍋は「ヨーロッパでは登山鉄道で3,000メートルの山にも行けてしまうから、みんなその感覚で『富士山でも軽装で行っていいんじゃないか』と思ってしまうのかもしれない」と持論を展開しました。

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富士山

出典元: 東スポWEB