ロシア大統領府が50歳未満の対抗馬を排除する計画を進めている
ロシア大統領府は、2024年の大統領選挙に向けて、プーチン氏の対抗馬になる候補者を50歳未満に制限する動きをしていると、反体制メディアが報じました。
情報筋によれば、反体制のネットメディア「メドゥーザ」は、ロシア大統領府に近い2人の情報筋から、この計画の存在を明らかにしました。
プーチン大統領は現在70歳であり、大統領府は50歳未満の対抗馬が立候補すると、老化が目立つために「確固たる手腕で権力を握れる男ではない」と見なされる可能性があると考えているようです。
さらに、ロシア大統領府は、プーチン氏の対抗馬候補として、2024年に80歳になるロシア共産党のトップを想定していますが、「新しい有権者(若者)を引き付けることはできない」という分析も存在します。
また、50歳代後半であるロシア自由民主党の党首も候補者として名前を挙げられていますが、彼は「公の場に出ることが大好き」としており、プーチン氏との競争にはならず、個人的な知名度向上に留まるものとされています。
2023年に行われたロシアの世論調査では、「現職の大統領の嫌いなところは?」という質問に対して、「年齢」という回答が3番目に多かったことも示されています。
まとめ
プーチン氏の対抗馬に50歳未満の制限が課される計画が浮上しています。老化が問題視されるなか、ロシア大統領府は若者を引き付けることができる候補者を探しているようです。この動きがロシアの政治シーンにどのような影響をもたらすのか注目です。
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(写真出典: FNNプライムオンライン)