今夏の猛暑は125年間で最も「異常で圧倒的」…平均気温が最高の見込み

強い日差し

今年の夏は、日本の平均気温が過去125年で最も異常で圧倒的に高い見込みです。これは気象庁の異常気象分析検討会(会長:中村尚・東京大教授)が28日、発表したものです。日本を覆った日本の東にある太平洋高気圧の勢力は、かつてないほど強くなりました。

異常気象の主な要因とその影響

気象庁によれば、7月中旬から8月下旬にかけて全国の100か所以上で年間最高気温の記録が更新されました。今夏(6〜8月)の平均気温は、1898年の統計開始以来、最高になる見込みです。

通常、太平洋高気圧は日本列島の東側に位置するのですが、今年は西方向に大きく広がり、日本列島全体に猛暑をもたらしました。また、梅雨の時期には、高気圧の周りに回るように大量の水蒸気が流れ込んだため、前線の活動が活発化し、大雨につながったとされています。

今回の異常気象について、中村会長は「今年の暑さは過去の記録を大きく上回り、世界全体でもしばらく続くでしょう」と述べています。

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猛暑のイメージ

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ソース:Yahooニュース