「大学無償化」長子が扶養外れると「対象外」にネット怒り…「共働きが多いのに、年子で子ども産めって?」

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政府は11日、「異次元の少子化対策」として「こども未来戦略」の詳細を公表した。注目を集める多子世帯の大学無償化の条件が明らかになったが、ネット上ではなげく声が目立った。

多子世帯に不満の嵐

3人以上の子どもを育てる世帯のうち、無償化の対象は、3人ともが扶養であることが条件。第1子が大学を卒業し、扶養から外れると、下の2人の子どもは対象外だ。

この大学無償化には当初から疑問の声もあがったが、さらなる厳しい条件が明らかになると11日から12日に掛けて、ネット上では議論が繰り広げられた。

「共働きが多いのに、年子で子ども産めって?」

「このご時世、共働きが多いのに、年子で子供産めって?」「ほぼ第1子しかもらえないじゃん」「3人子どもがいても3人目が3人目でなくなるセコさ」「得するのは三つ子以上だけ」「これでどの位子供が増えるのやら」といった不満の声や、「下の子のために大学行かなきゃとか調整のために浪人留年するとかありそう」といった指摘もみられた。

多くの人々が、大学無償化の条件について疑問を抱いているようです。特に、共働き世帯にとって、長子が扶養から外れるという条件は厳しいものであり、公平性に疑問を感じる声が多くあがっています。

大学無償化の目的は、教育の格差を解消し、多くの子どもたちに教育の機会を提供することであるはずですが、現状ではこの目的が達成されているとは言い難いようです。

「こども未来戦略」の見直しが求められる

多子世帯の方々にとっては、この大学無償化の条件が相当な打撃となるでしょう。政府は、少子化対策として「こども未来戦略」を掲げていますが、その具体的な内容についての見直しが求められていることは明らかです。

大学無償化は、子どもたちの将来を支援する重要な施策です。しかし、現在の条件には多くの不満があり、改善が必要とされています。

まとめ

多子世帯の大学無償化の条件について、ネット上では様々な意見が交わされています。共働きが一般的な現代社会において、長子が扶養から外れるという条件は公平性に欠けると感じる方も多いようです。

政府には、「こども未来戦略」の見直しを行い、より多くの子どもたちが教育の機会を享受できるような施策を検討してほしいという声が上がっています。

※本記事は「中日スポーツ」を参考にしています。

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