ロシアの空港で4機の軍用輸送機がドローン攻撃で破壊される

攻撃の詳細

攻撃の概要

30日、ロシア北西部の空港で攻撃用ドローンが飛来し、軍輸送機4機が損傷しました。この攻撃による人的被害はありませんでした。

詳細報道によると

ロシア・プスコフ州のベデルニコフ知事は、テレグラムのメッセージで「プスコフ空港にドローン攻撃があり、ロシア軍が対応している」と述べました。

プスコフ空港の位置

プスコフ空港は国際空港であり、軍民共用されています。ウクライナ国境からは600km以上離れており、ラトビアとエストニアに近接しています。ウクライナとの間にはロシアの友邦ベラルーシが挟まっています。

被害の規模

今回の攻撃により、ロシア空軍の主力輸送機であるイリューシンIL-76型4機が破壊されたと報じられています。報道によると、そのうち2機は爆発し、炎に包まれたと伝えられています。

目撃情報によると

プスコフ空港では黒煙が立ち上る様子が報道されました。目撃者によると、周辺には防空システムが作動しており、射撃音が聞こえたとのことです。

影響範囲

今回の攻撃により、モスクワ西部のブヌコボ空港周辺の上空も一時的に制限がかかりました。

過去の攻撃との関連性

プスコフ地域へのドローン攻撃の経緯

プスコフ地域へのドローン攻撃は初めてではありません。5月にはプスコフの送油管の建物にドローンが落ち、建物が爆発しました。

過去の攻撃の例

昨年10月には、プスコフ州の空軍基地で正体不明の特攻要員が爆発物を使用し、ロシアの新型攻撃用ヘリコプターKa-52などが破壊されました。

ウクライナ政府の反応

ウクライナ政府は現時点で特別な反応を示していません。

プスコフ空港