イスラエル与野党、連立政権樹立で合意 コロナで政治停滞回避

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(左から)イスラエルのネタニヤフ首相(ロイター)、ガンツ元軍参謀総長(ゲッティ=共同)

(左から)イスラエルのネタニヤフ首相(ロイター)、ガンツ元軍参謀総長(ゲッティ=共同)

 【カイロ=佐藤貴生】イスラエルのネタニヤフ首相とライバルで野党陣営を率いるガンツ元軍参謀総長は20日、連立政権の樹立に向けて合意文書に署名した。イスラエルでは昨春以降、3度の国会選挙をへても新政権が発足せず、政治の停滞が続いていた。新型コロナウイルスの感染封じ込めのために与野党トップが歩み寄った。

 ロイター通信などが伝えた。新政権発足後、首相ポストは右派・宗教勢力を率いるネタニヤフ氏が1年半続投し、その後、中道・左派を主導するガンツ氏に交代する見通し。

 ネタニヤフ氏には昨春、収賄などの疑惑が浮上し、ガンツ氏は汚職疑惑がある首相とは組めないとして協力を拒否してきたが、新型コロナの感染拡大を受けて連立政権発足に前向きな姿勢に転じていた。

 イスラエルでは昨年4月と9月、今年3月に国会選が実施されたが、いずれも過半数を制する連立政権が成立せず、政治空転が続いていた。ガンツ氏は合意文書に署名した後、「4度目の選挙を回避した。コロナウイルスと戦う」などとツイッターに書き込んだ。

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