台風12号発生で再びトリプル台風に 来週には新たな熱帯低気圧も 近畿も雨と猛暑に注意

台風12号が再びトリプル台風に

台風

台風12号が昨日30日(水)午後9時にトラック諸島近海で発生し、来週には西日本に接近するおそれがあります。また、台風9号は本日31日(木)午前9時現在、台湾の南西に位置し、「猛烈な」勢力となっていますが、その後は西に進み、日本から遠ざかる見込みです。さらに、台風11号は九州の南海上や沖ノ鳥島周辺にあり、沖縄方面へ進む予想です。南西諸島では、2日(土)頃に高波などに警戒が必要です。台風12号は4日(月)には熱帯低気圧に変わる予想ですが、来週には西日本に接近し、太平洋側の地域を中心に暖かく湿った空気をもたらす見込みです。

来週の近畿は雨と猛暑に注意 さらに新たな熱帯低気圧の可能性も

来週の近畿地方は、明日1日(金)から週末にかけて太平洋高気圧に覆われ、広範囲で晴れる見込みです。大阪や京都では連日35度以上の猛暑となり、9月に入ってもまだまだ厳しい残暑が続きます。しかし、3日(日)以降は台風12号からの湿った空気の影響で、和歌山県など近畿南部を中心に曇りや雨の日が多くなるでしょう。台風が熱帯低気圧に変わっても、湿った空気は依然として流れ込み続けるため、週明けには近畿地方でも天気に注意が必要です。

なお、来週には南の海上で新たな熱帯低気圧が発生する可能性もあり、近畿地方でも太平洋側の地域を中心に雨の降りやすい天気が続く見込みです。

厳しい残暑と最新の台風情報にご注意ください。

(ABCウェザーセンター気象予報士 佐藤悠)


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