日大アメフト部の薬物問題:再び無期限活動停止、寮も閉鎖

アメリカンフットボール部の部員が薬物所持の事件を起こし、日本大学は再び無期限活動停止処分を下しました。さらに、この部員が住んでいたアメフト部の寮も閉鎖されました。

日大本部

日大は今月1日深夜、ホームページ上でこの処分を公表しました。先月5日にこの部員が逮捕されたため、アメフト部は無期限活動停止処分となりましたが、「個人の犯罪」と判断され、10日後に処分が解除されました。しかし、その後、警視庁による寮への捜索が2回行われ、日大は今回の処分について「もはや個人の犯罪にとどまるところではなく、大学としての管理監督責任がより厳しく問われている。深く反省し、徹底的に調査することにした」と説明しています。

関東大学1部上位リーグ「TOP8」は、日大アメフト部が不在で開幕しました。関東学生連盟は本日、10月1日に予定されていた日大と中央大の試合を中止することを発表し、日大の出場資格停止処分が継続されることとなりました。

関東学生連盟の広田慶理事長は、「大変残念です。日大との対戦を楽しみにしていたチームやファンの方々に対して申し訳ない思いです」と話しました。

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