「拘禁されたらどうするのか」恐れ…観光客の足が途絶えた中国「外国人を見かけるのは珍しい」(1)

中国の国旗

外国人観光客の中国訪問が減少している。中国が新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に対する防疫を解除してから半年以上経ったが、外国人の姿を見かけることは珍しくなった。中国の国内では外国人をセレブ扱いし、写真を撮りたいという現地の人々が少ないながらもいるが、外国人観光客の数は大幅に減少している。

外信や韓国内外の専門家は、中国の閉鎖的な対外政策と反中感情の拡散による影響を指摘している。また、外国人観光客がスパイの疑いをかけられるのではないかという不安も一因とされる。このような状況により、中国の観光業は「脱中国化」の波にさらされているという。

外国人旅行客の数が激減

米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、今年の1-3月期に中国を訪問した外国人観光客数は5万2000人で、2019年同期の370万人のわずか1.4%に過ぎなかった。中国行きの航空便が減少していることも考慮すると、減少幅は非常に大きいと言える。

特に中国の代表都市である北京と上海では、外国人の訪問者数が大幅に減少している。今年上半期に2つの都市を訪れた外国人は、2019年と比べて4分の1にとどまった。北京の旅行ガイドによると、「最近は紫禁城に外国人観光客が20~30人いるだけでも非常に多い方だ」とのことだ。

また、中国を訪れる外国人観光客の半分以上は中華圏からの訪問者であり、米国、日本、韓国、欧州の観光客数が大幅に減少したことが懸念されている。一方で、ロシアからの観光客は増えているものの、彼らの支出規模は韓国人などに比べて少ないと報じられている。

韓国人の中国旅行需要も減少

韓国でも中国への旅行需要が顕著に減少している。中央日報が実施した調査によると、今年1-3月期の韓国国民の海外旅行先は中国はわずか0.3%にとどまった。中国はタイやフィリピン、マレーシア、カンボジアにも押されて、韓国人の旅行先トップ10圏外に入らなかった。

4年前の同じ調査では、中国を旅行したと答えた韓国人の割合は12.1%だった。当時、韓国人は日本やベトナムに次ぐ3番目に多く中国を訪れていた。韓国の専門家は、新型コロナウイルスの影響や「THAAD(高高度防衛ミサイル)報復」などにより、中国に対する否定的な認識が広まったことを示唆している。

外国人観光客の中国訪問が減少し、中国の観光業は厳しい状況に立たされている。中国政府は、外国人の訪問者数を増やすためにさまざまな対策を取っているが、まだまだ回復には時間がかかりそうだ。

(記事引用元:Yahoo!ニュース


日本ニュース24時間による独自調査によると、中国における外国人観光客の数が減少していることが明らかになりました。中国は新型コロナウイルス感染症(新型肺炎)に対する防疫を解除し、半年以上が経過しましたが、外国人を見かけることは珍しくなりました。中国の国内では外国人をセレブ扱いし、写真を撮りたがる人々もいますが、外国人観光客の数は大幅に減少しています。

この現象について、外信や韓国内外の専門家は、中国の閉鎖的な対外政策と反中感情の拡散が関係していると指摘しています。また、外国人観光客がスパイの疑いをかけられることへの不安も外国人の訪問を遠ざける要因となっています。このような状況により、中国の観光業は「脱中国化」の流れに直面しています。

外国人旅行客の数に関しては、今年の1-3月期に中国を訪れた外国人観光客数は5万2000人で、2019年の同期の370万人に対してわずか1.4%という数字です。さらに、中国行きの航空便の減少も考慮すると、減少幅は非常に大きいと言えるでしょう。

特に北京と上海のような代表的な都市でも外国人の訪問者数が大幅に減少しています。今年上半期にこれらの都市を訪れた外国人は、2019年と比較すると4分の1にとどまっています。北京の旅行ガイドによると、「最近は紫禁城に外国人観光客が20~30人いるだけでも非常に多い方だ」とのことです。

さらに、中国を訪れる外国人観光客の半分以上は中華圏からの訪問者であり、米国、日本、韓国などの観光客数が大幅に減少していることも懸念されています。一方で、ロシアからの観光客は増加しているものの、彼らの支出額は韓国人などに比べて少ないと報じられています。

中国への旅行需要が減少しているのは韓国でも同様です。中央日報が行った調査によると、今年1-3月期の韓国国民の海外旅行先で中国はわずか0.3%で、韓国人の旅行先トップ10からも外れてしまいました。調査結果からは、韓国人の中国に対する否定的な認識が拡散していることがわかります。

外国人の中国訪問が減少し、中国の観光業は厳しい状況に立たされています。中国政府は外国人の訪問者数を増やすために様々な対策を講じていますが、まだまだ回復には時間がかかるでしょう。

(記事引用元:Yahoo!ニュース

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