国民民主党の玉木雄一郎代表が、次期衆院選に向けて党名変更の可能性について言及しました。玉木代表は、党名変更が新体制の発足に伴って最初に取り組むべきであるとし、「略称の問題を含めて、党名を変えるかどうかも含めて多くの意見を聞き、方針を決めたい」と述べました。
略称の問題を解決するために党名変更を考える
現在の国民民主党の略称は「民主党」であり、立憲民主党と同じです。比例選挙においては、得票割合に応じて案分票が発生します。玉木代表は8月の記者会見で、党名の変更により略称の問題を解決する意向を示しており、2日の代表選で再選されました。また、既に参議院議員の榛葉賀津也氏が幹事長に再任されています。新体制の発足は、8日の両院議員総会で承認を受けた後に予定されています。
玉木代表は、「決定事項は国会議員によるものではなく、党員やサポーター、地方議員の皆さんの意見も聞きたい。私自身はプランを持っていますが、決定するかどうかを含めて、冷静な分析を行いながら最終的な決定を下したいと思います」と力強く強調しました。
党名変更のメリットとデメリットを検討
一方で、代表選を行ったことにより、「国民民主党」という名前が以前より浸透したと玉木代表は述べています。党名の変更にはメリットとデメリットがあるため、冷静な分析を行いながら、近い将来に迫る選挙も考慮しながら最終的な決定を下していく意向を示しました。
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