東京都心、真夏日から解放 週末から残暑厳しい

東京都心、65日ぶりに真夏日から解放

きょう(8日)の午後3時まで、東京都心の最高気温は未明に観測された25.2℃で、約2か月ぶりに真夏日から解放されました。あす9日以降は各地で厳しい残暑が続き、熱中症に十分な注意が必要です。

東京都心で最高気温が30℃以上となった地点は232箇所ありましたが、35℃以上の猛暑日にはなりませんでした。関東地方ではほとんどの地域で日中の気温は上昇せず、最高気温は未明から明け方に観測された場所が多くなりました。

東京都心の最高気温は午前0時25分に観測された25.2℃で、それ以降は気温が下がり、日中は約20℃から22℃程度で推移しました。東京都心では7月6日から昨日(7日)までの64日間、真夏日が続いていましたが、午後3時時点でまだ30℃に達していなかったため、約2か月ぶりに真夏日から解放されました。

あす9日から、また厳しい残暑

あす(9日)以降、各地で再び厳しい残暑が続く見込みです。北海道では明日は25℃前後となりますが、10日以降は30℃近い暑さが続くでしょう。東北から九州・沖縄では、明日以降33℃前後の日が続き、内陸地域などでは35℃以上の猛暑日になるところもありそうです。

気温が一時的に下がった地域では、あす以降の厳しい残暑が一層身体にこたえるでしょう。引き続き、熱中症に十分な注意を払ってお過ごしください。

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日本気象協会 本社 日直主任

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