テニミュ三津谷亮、意外な引退発表 「精神的攻撃」の影響に苦しむ

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突然の引退発表(画像は「ワタナベエンターテインメント」公式サイトから)

「ワタナベエンターテインメント」の公式サイトが9月8日に更新され、所属している俳優の三津谷亮さんが2023年9月末をもって芸能活動を引退すると伝えています。

三津谷さんは以前から心身の不調が見受けられ、回復に努めるものの、現状では活動の継続が難しいと判断されました。

舞台作品の降板と感謝の気持ち

具体的には、9月上演の西瓜糖「いちご」や10月末上演のTAAC「狂人なおもて往生をとぐ」といった今後の予定舞台作品を降板することになりました。また、三津谷さんの公式ブログやSNSも9月8日で終了することが発表されました。この事態はなかなか深刻であることが分かります。

三津谷さん自身も、突然の決断について、公式サイトに最後のメッセージを掲載しています。「色々な要因が重なって、このような形になりました。『一方通行じゃないよ』って言い続けて来た芸能人生を、最後はこのような形で終わらせてしまいすみません」と述べ、本音ではない結末を迎えざるを得なかったことを謝罪しています。

また、三津谷さんはデビュー15周年を迎えたことを振り返り、ファンや関係者に感謝の気持ちを伝えています。最後には、「自分がしたいこと、できることをしっかり考えながら、これからの人生を地に足をつけて歩みたいと思います」と今後の道について語っています。

精神的攻撃による消耗と引退発表の前の告白

三津谷さんは2008年に事務所入りし、ミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」の不二周助役や舞台「刀剣乱舞」の骨喰藤四郎役など、数多くの舞台作品に出演してきました。

しかし、引退発表の2週間前の8月25日には、「SNSでの精神的攻撃には耐えながら生きてきました」「僕も限界です」という内容の投稿を行っています。

彼は「ピエロを演じているからといって、その人に何を言ってもいいわけではないです。同じ人間だということを忘れないでほしい」と訴え、大量の誹謗中傷によって完全に消耗してしまった状態にあることを告白しました。この投稿が結果的に最後のものとなりました。

三津谷さんの突然の引退発表は、多くの人々に衝撃を与えました。彼が直面した精神的な苦痛について考える機会となり、SNS上でのネガティブな言動に対して改めて注意が必要とされています。

(記事提供:日本ニュース24時間