元台風13号の渦巻は静岡県へ 日本の南海上には活発な雲がダブルで発生中 動向注意

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画像:tenki.jp

台風13号は昨日、日本の南で熱帯低気圧に変わり、上陸することなく消えましたが、元台風13号の渦巻が静岡県近辺で観測されています。湿った空気の流れ込みにより大気の状態が不安定であり、急な雨や雷雨に注意が必要です。また、日本の南方海上では活発な積乱雲が発生しており、更に発達する可能性があるため、動向にも注目が必要です。

元台風13号→熱帯低気圧→9日9時の天気図から消滅

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台風13号の影響で関東や東北では記録的な大雨となりました。台風は熱帯低気圧に変わりながらも、北東側に活発な雨雲を伴い、関東や東北には台風接近前から大雨となる予兆がありました。千葉県・茨城県・福島県などでは「線状降水帯」と呼ばれる大雨をもたらす現象が発生し、猛烈な雨となりました。

変わった熱帯低気圧は衰弱し、実況天気図上からは姿を消しましたが、気象衛星画像では静岡県周辺に渦が見られます。湿った空気が引き続き流れ込むことで、大気の状態は不安定なままです。

関東から東北南部では大雨が降ったことにより地盤が緩んでいる場所があります。少しでも雨が降ると土砂災害や川の増水に注意が必要です。過去には大雨の後、半日以上経ってから土砂災害や川の増水が発生したことがありますので、河川や自宅周辺の危険箇所には注意しましょう。

また、千葉県・茨城県・福島県では気温が急上昇し、真夏日となる地域が多くなっています。高い湿度も加わるため、復旧作業を行う際にはこまめに休憩を取り、水分補給も忘れずに行うようにしましょう。熱中症にも十分に注意が必要です。

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引用元: 日本ニュース24時間
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