ウクライナ大統領府長官、クリシェイフカ集落内で国旗を掲げる写真を公開

ウクライナ情勢の最新情報をお伝えします。ウクライナのイェルマク大統領府長官は、17日に国家警察のリュート旅団とツナミ連隊がクリシェイフカ集落内で国旗を掲げる写真を公開しました。この写真は、クリシェイフカ集落の解放を示唆しており、ウクライナの独立と領土の奪還に向けた努力を象徴しています。

拠点や集落内で国旗を掲げる写真は「拠点の解放」を意味する

ウクライナ軍の第3突撃旅団は、アンドリーフカ集落内で旅団旗を掲げ、解放(占領)を宣言しました。同様に、イェルマク大統領府長官もクリシェイフカ集落内の教会跡地で、リュート旅団とツナミ連隊が国旗を掲げる写真を公開しました。

出典:管理人作成 バフムート周辺の戦況
出典:管理人作成 バフムート周辺の戦況(クリックで拡大可能)

ウクライナ軍参謀本部や国防省はまだ「クリシェイフカ解放」を発表していませんが、拠点や集落内で国旗を掲げる写真は「拠点の解放」を意味します。イェルマク大統領府長官も「我々は常に自国の領土を奪い返している」と述べており、クリシェイフカ解放を示唆している可能性が高いです。

他にも、Ⓒ付近でロシア軍の戦車が破壊される様子や、Ⓓ付近でアンドリーフカ方向から後退するロシア軍兵士が攻撃される様子も確認されています。また、アンドリーフカ東=鉄道線の東側にはグレーゾーンが広がっており、鉄道線の西側地域はほぼウクライナ軍が制圧している状況です。

さらに、東部司令部の報道官は17日、「我々はバフムート南部で占領されていた土地からロシア軍を追い出すことに成功したが、この方面にロシア軍は5.2万人の兵士、戦車274輌、装甲車両1,000輌以上、大砲150門、多連装ロケットシステム120輌を配備している」と明かしました。

ウクライナ軍はバフムートでの防衛ライン突破に取り組んでいます。4ヶ月間でウクライナ軍は2600以上の敵の砲兵装備を破壊し、ロシア軍の優位性が崩れている様子です。

最新情報を随時お伝えしますので、状況に注目してください。

※アイキャッチ画像の出典:アンドリーフカ

Source link: 日本ニュース24時間