大阪市の夢洲まちづくり推進本部初会合


 大阪市は29日、2025年大阪・関西万博の会場に予定されている人工島、夢洲(大阪市此花区)のまちづくりを検討する推進本部を立ち上げ、市役所で初会合を開いた。夢洲はカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致予定地でもあり、部局横断的に情報共有や事業計画の調整を行う方針だ。

 会合には市幹部のほか、副知事ら大阪府幹部も出席。推進本部長の松井一郎市長は「夢洲は、副首都・大阪の確立に向け重要な拠点となる。府との連携を一層図り、強力に推し進めてほしい」と求めた。

 推進本部は、平成29年8月に大阪府市と関西の経済3団体が策定した「夢洲まちづくり構想」の具体化に向けて調整。構想は大阪の経済成長の起爆剤となる「新たな国際観光拠点」の形成を図るとし、地下鉄延伸などのインフラ整備を盛り込んでいる。



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