【政界徒然草】れいわ山本太郎氏は誰の刺客に

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山本太郎氏の衆院選戦略に注目が集まる(酒巻俊介撮影)
山本太郎氏の衆院選戦略に注目が集まる(酒巻俊介撮影)
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 山本太郎元参院議員(44)率いる「れいわ新選組」が、永田町の話題をジャックしている。先の参院選では比例代表で優先的に当選できる「特定枠」を使って重い障害を抱える2人を当選させ、参院のバリアフリー化という実績まで作った。焦点は次期衆院選の戦略だ。山本氏は候補者を100人擁立すると宣言したが、自身は誰への刺客となるのか。野党共闘の起爆剤としての注目も集まっている。

落選は衆院くら替えへの布石

 「次は衆院になると思う」「政権選択なので、立候補者100人ぐらいの規模でやらなければいけない」「首相を目指す」

 山本氏は参院選後、矢継ぎ早に次の戦略を打ち出した。れいわは参院選で約228万票の比例票を得て、2議席を獲得した。得票率は4・6%で、政党要件に必要な2%を優に超える戦果を収めた。山本氏は個人票で全比例候補中最多の約99万票を得たが落選した。

 自らの落選を「最悪のパターン」と表現したが、自民党のあるベテラン議員は「山本氏の最大の狙いは政党要件を満たすことだった。政党交付金をもらい、衆院選では小選挙区と比例の重複立候補が可能になる。参院選で自身は『特定枠』を活用してわざと落選し、衆院へのくら替えを狙っていたのだろう」と話したうえで、こう続けた。

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