米軍ミリー統合参謀議長の退任と新任チャールズ・ブラウン空軍参謀総長の到任式典が開催される

米軍の最高位指導者、マーク・ミリー統合参謀議長が退任し、後任のチャールズ・ブラウン空軍参謀総長が就任することを祝う式典が、ワシントン近郊で29日に行われました。ミリー氏は2019年10月に統合参謀議長に就任し、トランプ政権とバイデン政権の両方に仕えながら、中国の台頭やロシアによるウクライナ侵攻などの激動の時代に米軍を指揮しました。

ミリー統合参謀議長の重要な役割

統合参謀議長は、大統領、国防長官、国家安全保障会議に対して軍事的な助言を行う重要なポジションです。ミリー氏は30日に正式に退任する予定ですが、その任期中には一大事が起こりました。2021年1月、トランプ前大統領の支持者たちによる議会襲撃事件が発生しました。この時、ミリー氏はもし違法な命令が出た場合は他の軍高官と共に辞任する計画を立てていたと言われています。

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マーク・ミリー氏(左)とチャールズ・ブラウン氏(AP=共同)

新任チャールズ・ブラウン空軍参謀総長の到任

ミリー氏の後任となるチャールズ・ブラウン空軍参謀総長は、今回の式典で到任を祝福されました。ミリー氏と同様に、ブラウン氏も米軍の指導者として重要な役割を果たすことになります。米軍の安全と国益を守るため、ブラウン氏の指導力が期待されています。

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バイデン大統領とミリー統合参謀本部議長(左)の握手(ロイター=共同)

ミリー統合参謀議長の退任とブラウン空軍参謀総長の到任は、米国と世界の安全保障にとって重要な節目と言えるでしょう。

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