フジテレビ系列のドラマ「パリピ孔明」がついにスタートしました。この秋のドラマの中でも最初に放送されたこの作品は、SNS上で「NHK感」を感じるという視聴者の声が多く寄せられています。
孔明がワープした現代日本での活躍
「パリピ孔明」は、2〜3世紀に中国で活躍した軍師・諸葛亮(孔明)が現代日本にタイムワープするというストーリーです。初回では、主人公の孔明(向井理)が渋谷でのハロウィーンやクラブでのシェーカーダンスなど、若者たちの中に身を置いて描かれました。
このドラマは、群衆シーンやヒロインの英子(上白石萌歌)の歌、人気シンガーのミア西表(菅原小春)の圧巻のダンスなどが映像で美しく表現されており、SNS上で話題となりました。また、森山未來やディーン・フジオカ、関口メンディーなどのキャスト陣も注目を浴びています。
「NHK感」を感じる視聴者の声
視聴者の中には、「なんかNHKの金かかってるドラマ見てる気持ちになったもんな(?)」「NHK感ハンパない」「NHKがまた真面目にふざけてドラマ作ってる…て思ってたけど、NHKじゃなかった」「映像がNHKっぽいなんて思って見てた」といったコメントが見られました。古代人がタイムワープするドラマといえば、NHKが2020年に放送した千葉雄大と伊藤沙莉の「いいね!光源氏くん」シリーズが評判でした。それが関連して、「パリピ孔明」を観て「いいね!光源氏くんを思い出した」「光源氏くんが出てきそう(笑)」と、視聴者はさらなるNHK感を感じるようです。
キャストとスタッフのNHKとの関わり
「パリピ孔明」のキャスト陣には、上白石萌歌が去年の朝ドラ「ちむどんどん」に出演していたり、関口メンディーが先日終了した「夜ドラ」の「褒めるひと褒められるひと」に出演していたり、八木莉可子が昨年の朝ドラ「舞いあがれ!」と夜ドラ「おとなりに銀河」に出演していたり、フジオカも「らんまん」に出演しているなど、NHKイメージが残っている俳優たちが多く出演しています。また、脚本の根本ノンジ氏は、来年度後期の朝ドラ「おむすび」の脚本も手がけるほか、演出の渋江修平氏もNHKの作品で活躍しています。
「パリピ孔明」はまさに大作タイムワープ劇といった雰囲気です。渋江氏は、X(旧ツイッター)への投稿で「音楽アーティストも総勢25組出演!」と告知しています。
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