[写真提供: 警視庁＝米田堅持撮影]
こんにちは、日本ニュース24時間の読者の皆さん。今回は、警視庁国際犯罪対策課が外国人を運送会社に派遣して働かせるという事件について報告します。この事件では、人材派遣会社「エムズ」の社長である高橋裕一容疑者（58）を含む3名が、入管法違反（不法就労助長）容疑で逮捕されました。
事件の概要
捜査関係者によると、派遣先は大手運送会社「福山通運」の埼玉県内にある支店であり、2018年11月から23年6月にかけて、約200人の外国人労働者を派遣し、約1億2000万円の売り上げがあったとされています。しかしながら、不法就労者が多数含まれていたという状況が判明しました。
23年3月から6月にかけて、逃亡したカンボジア人男性（33）が福山通運の配送センターで働かされたという容疑がかけられています。高橋容疑者ら2人は容疑を否認しており、採用担当だった男性役員は容疑を認めているとのことです。
東京出入国在留管理局の告発を受け、警視庁は6月に福山通運の配送センターなどを家宅捜索し、エムズが派遣したカンボジア人22人の不法就労を確認しました。現在、警視庁では福山通運側が不法就労を把握していたかどうかについても調査を進めています。
この事件は、社会に大きな衝撃を与えるものとなりました。
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