死亡2人は鉄骨の下敷きに、東京　つるされた梁から落下か

作業員2人がビル建設現場での転落事故で亡くなりました。この事故は東京都中央区八重洲で発生しました。病院に搬送された作業員5人は、ビルの7階に設置するためにクレーンでつるされていた鉄骨の梁の上にいたところ、梁がワイヤから外れて3階に転落したと見られています。亡くなった2人は、落下した梁の下敷きになりました。警視庁中央署は、業務上過失致死傷の疑いで調査を行っています。

事故の詳細

ビル建設現場での作業中に起きたこの事故では、埼玉県朝霞市出身の原裕一郎さん（33歳）と千葉県市川市出身の花田大和さん（43歳）が亡くなりました。彼らは同じ建設会社に勤務していました。このうち少なくとも1人は体と梁を安全帯で繋いでいたと報道されています。重体だった40代の男性は意識を取り戻し、けがをした20代の男性2人は命に別状はありませんでした。

工事を担当していた大林組によれば、落下したのは計5本の梁で、長さは13～18メートル、総重量は約48トンでした。ビルの高さは3階から7階までで約20メートルです。

ビルの概要

このビルは地上51階建ての複合ビルで、大林組と大成建設の共同企業体が建設を担当しています。完成後にはバスターミナルや店舗などが入る予定です。

大林組は事故について謝罪のコメントを発表しました。

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