ポーランドの首都ワルシャワで行われた大規模抗議デモには数十万人が参加しました。総選挙を控える中、愛国主義を掲げる保守与党「法と正義(PiS)」の政策に抗議する声が高まっています。
大規模なデモによる抗議
ポーランドの総選挙が刻一刻と近づく中、首都ワルシャワでは一日、愛国主義を掲げる保守与党「法と正義(PiS)」に抗議する大規模デモが行われました。野党側は主催したデモに100万人が参加したと主張しており、地元メディアによれば数十万人が集まったと報じられています。
デモの呼びかけを行ったのは、ポーランド元首相で中道野党「市民プラットフォーム」を率いるトゥスクEU前大統領です。彼は「国民を分断させる強権政治を終わらせなければならない」と訴えました。
政権への反発
2015年から政権を担っているPiSは、メディアの規制、中絶の禁止、移民に対する反対、LGBTQなど性的少数者に対する差別的な政策に対して反発が高まっています。
このデモは、ポーランド国内外から注目を浴びており、その規模の大きさから国内外のメディアで大々的に報道されました。
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