山本れいわ代表、自己負担論に反発 重度障害議員の介護費


参院本会議を終え記者会見に臨む(左から)れいわ新選組・舩後靖彦氏、山本太郎代表、木村英子氏=1日正午、国会内(春名中撮影)

 れいわ新選組の山本太郎代表は1日のテレビ朝日番組で、重い身体障害がある参院議員の議員活動に必要な介護サービスの費用をめぐり、一部を自己負担すべきだとする日本維新の会の松井一郎代表(大阪市長)に反発した。「障害者が自らポケットマネーを出して働ける状況をつくるのは明らかに間違いだ。あしき前例になる」と述べた。

 れいわから当選した木村英子、舩後靖彦両氏をめぐっては、参院などが介助費を当面負担すると決定。松井氏は「どなたにも適用できるよう制度全体を変えるならいいが、国会議員だからといって特別扱いするのは違う」などと疑問を呈していた。

 山本氏は、れいわが野党共闘の条件に掲げる消費税5%への減税に関し、野党党首会談などで協議したい考えも明らかにした。



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