野球:日本が中国に0-1で完封負け…韓国、中・日に勝てば決勝進出に望み 杭州アジア大会

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杭州アジア大会で、中国が野球強国の日本に番狂わせを起こしました。中国は日本を1-0で破りました。日本はプロ選手ではなく社会人選手だけで出場していますが、それでも強力なチームです。ここで、中国が日本を上回り、A組1位でスーパーラウンドに進出しました。

中国、日本を破る

中国は試合の2回表、1死満塁の場面で梁培のタイムリーヒットで決勝点を挙げました。9回裏、守備の時には無死1・2塁のピンチに追い込まれましたが、抑え投手の鄭超群が失点を許さずに試合を締めくくりました。先発投手の王翔も5イニングを投げ、1安打無失点のパーフェクトピッチングを披露しました。

韓国の決勝進出への望み

韓国は、スーパーラウンドで中国と日本の両方に勝たなければ決勝進出の望みはありません。スーパーラウンドでは、各組の1位と2位のチームが相手の組のチームと2試合ずつ対戦し、グループステージでの成績も考慮して決勝進出チームを決めます。韓国はすでにB組第2戦で台湾に敗れており、1敗を喫しています。

もし韓国が中国と日本の両方を破るという前提の下で、台湾も中国と日本に勝利すれば、韓国にとって有利になります。台湾が3勝、韓国が2勝1敗であれば、台湾が決勝進出できます。台湾が日本に勝ち、中国に負けると、韓国・台湾・中国が2勝1敗になります。この場合、同率チーム間の試合での「TQB(チームの質のバランス)」を計算して決勝進出チームを決めます。TQBは、「攻撃イニング当たりの得点数」から「守備イニング当たりの失点数」を引いた数字です。韓国は台湾戦で失点が多く、得点はゼロでしたので、日本と中国戦では少ない失点と多くの得点を取ることが重要です。

スーパーラウンドの予定

韓国は5日午後1時に日本とのスーパーラウンド第1戦を行います。韓国代表チームの柳仲逸監督は、この試合に右腕投手を先発させると予告しました。続いて6日には中国とのスーパーラウンド第2戦があります。決勝戦と3位決定戦は7日に行われます。

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