マイナポイント事業について、総務省は最大2万円分のポイントを受け取れるマイナンバーカード取得者に対し、7,556万人が申請したことを発表しました。これは2月末までにカード取得を申し込んだ9,299万人の81％に当たります。トラブルにより「マイナ保険証」や公金受取口座の登録が必要となったことから、ポイント付与の申請数は予想よりも少なかったです。国費の支出予想は1兆円規模となっています。マイナポイントの申請受付は9月末に終了しました。
ポイント付与の詳細
マイナポイントのポイント付与は3つのカテゴリに分かれています。それぞれの申請者に対し、以下のポイントが付与されます。
- カード新規取得で最大5,000円分のポイント：7,556万人が申請
- マイナ保険証登録で7,500円分のポイント：6,819万人が申請
- 公金受取口座の登録で7,500円分のポイント：6,387万人が申請
ポイント申請数の違いは、カード取得によるポイントの申請者は多かったものの、マイナ保険証や公金受取口座の登録を見送った人が多かったからです。
国費の支出額
ポイント申請者数と最大付与額を掛け合わせた簡単な計算によると、国費の支出額は約1兆3,683億円となります。なお、正確な金額の確定は来年の春ごろになる見込みです。総務省はポイント申請が可能な人数を約9,500万人にするために、約2兆円の予算を確保していました。
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記事の出典元：Yahoo!ニュース
