ジャニーズ事務所は2日、故ジャニー喜多川元社長による性加害問題に関して、今後の会社運営についての会見を都内で行いました。
ジャニーズJr.の育成などを手掛けてきたジャニーズアイランドの社長であり、元V6の井ノ原快彦さんが所属タレントのマネジメントなどを行う新会社の副社長に就任することが発表されました。
会見では、記者から「新しい会社でも従来通り、若い少年たちを育成するのですか?」と質問があり、井ノ原さんは「はい、そうです」と答えました。
しかしその後、同じ記者が井ノ原さんの回答に違和感を示しました。「ジャニー喜多川さんは50年以上にわたって悪質な性加害を繰り返してきました。国連の人権理事会もこの問題に動き、国際問題化しています。それなのに未成年の少年を引き続き育成することは理解できません。井ノ原さんが副社長として就任することで、ジャニーさんの性加害を容認しているように受け取られることもあります」と詰問しました。
井ノ原さんはこの意見に対して「え、そうですか?マジですか?」と驚きを隠せませんでした。東山紀之さんが「井ノ原の人間性から考えると、向き合ってくれる大人がいるというのはとてもいいことだと思っています」と助け船を出しましたが、記者は「それでは何も変わりません。むしろ金儲け主義や偽善に映ってしまいます」と反論しました。
井ノ原さんは「ちょっと説明させてもらっていいですか?」と伝え、「ジャニーさんは一人で対面することが多かったと思いますが、私はほとんどそういった経験をしていません。周りには大人も女性もいます。様々な目線で成長を見守っています。様々な人から情報が集まってきますし、私自身も芸能界で様々な経験をしてきました。その中で様々なアドバイスもできると思います。これまで社長としてやってきた経験もありますし、関係を築いてきました。新体制になっても東山さんをサポートしながらやっていきたいです。どこまで見ていくのかはわかりませんが、育成には別の人が関わることもあるかもしれませんが、みんなで一緒に育てていきたいです。人としてもきちんと様々なことを教えてあげたいです」と語りました。
参考リンク:日本ニュース24時間
この記事は、ジャニーズ事務所による会見の内容について報じたものです。井ノ原快彦さんが新会社の副社長に就任することが発表されたことに加え、記者とのやりとりも取り上げられています。井ノ原さんの意外な反応や、記者との議論が注目を集めています。ジャニーズ事務所の今後の展開にも期待が寄せられています。
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