れいわの消費税廃止論に否定的見解 社保・野田佳彦代表


 衆院会派「社会保障を立て直す国民会議」代表の野田佳彦前首相は1日の記者会見で、れいわ新選組が参院選で訴えた消費税廃止に否定的な見解を示した。「甘いことを言えばいいというものではない」と述べた。

 れいわが参院選で特定枠を活用し、重度障害者と難病患者を当選させたことは「大胆な発想、斬新な手法は学ばないといけない」と評価。次期衆院選でれいわを加えた野党候補者調整が実現する可能性については「安倍晋三政権を倒したいという部分は全く同じだ。胸襟を開いて話せば調整できる」と語った。

 れいわの山本太郎代表は、次期衆院選で野党共闘に加わる条件に関し、「最低でも5%」への消費税減税を共通公約に掲げることを挙げている。



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