韓国有名デザイナー、韓国のショーで韓国の民族衣装を「乙女の亡霊?」…そして「おわびします」

韓国有名デザイナー
(画像提供:コ・テヨンさんのユーチューブチャンネルキャプチャー(c)news1)

10月05日 KOREA WAVE:韓国発のユニセックスブランド「ビヨンドクローゼット(Beyond Closet)」を立ち上げた韓国の著名デザイナー、コ・テヨンさんが、韓服を見下すような発言をしたと非難され、謝罪に追い込まれました。

韓国のショーでの発言に非難の声

コ・テヨンさんは9月16日、自身のユーチューブチャンネルで、ソウルファッションウィークの感想を映像付きで伝えました。しかし、問題となったのは韓服姿の人々を見た時の発言です。

「今は暗行御史(李氏朝鮮時代の王室の秘密捜査官)、捕卒、使道(ともに当時の官員)が着る服が流行っているの?」

「ほら、見てよ? 暗行御使がいる」

「乙女の亡霊?」

モデルのキム・サダハムさんは「暗行御史などとおっしゃった方は、韓服の広報大使です。本当に無礼で、視点が偏狭です。私たちも韓服を研究し、現代風に改良して多くの人に知らせるためにそこに行ったのです。重要な立場の方が、本当に残念なことを言われた」と語りました。

ネットユーザーも「韓服もファッションなのにデザイナーが韓服を卑下している」「韓服はこっけいで遅れたコスプレという見方がよく伝わった」と批判しています。

コ・テヨンさんの謝罪

これを受け、コ・テヨンさんは問題の場面を削除し、同29日、自身のユーチューブコミュニティに「不適切な表現でご迷惑をかけた皆さんにおわびする」として謝罪しました。また、「韓服を卑下する意図はなかったが、発言は誤りであり申し訳ありません」と釈明しました。

コ・テヨンさんは2008年に「ビヨンドクローゼット」を立ち上げ、ソウルファッションウィークで最年少でデビューし、注目を浴びました。

(c)KOREA WAVE/AFPBB News

ソースリンク: 日本ニュース24時間