父との約束『ほご』にした母の決断巡り倉田真由美さんの死生観

倉田真由美さん
※画像はイメージです

こんにちは、みなさん。日本ニュース24時間です。今回は、作家の倉田真由美さんが自身のX(旧ツイッター)を更新し、父との約束について語ったことをお伝えします。

父と母の「延命措置しない」との約束

倉田さんの父は、生前に母と「お互い倒れても延命措置はしない」と約束していました。しかし、父が倒れて意識を失った時、母は延命を選択したそうです。倉田さんは、「家族は心の準備なくそういう場面に直面し、すぐさま結論を出さなくてはならない。『何もしなければ死ぬけど、いいんですか?』このような聞かれ方をしたら『じゃあ、してください』と言ってしまう人が多いだろう。実際母はそうした」と説明しています。

咄嗟の判断ではなく、約束を守ることの大切さ

倉田さんは、「こういう時に必要なのは咄嗟の判断ではない。日頃から決めていたこと、約束したことを守ることだろう。難しいことなのはわかっている。でも、特に高齢であればもう、自分の死に際をどうするか自分が決め、家族はただそれを尊重すべきではないのか。人工呼吸器で繋がれた最後の20日間は、父にとって本意ではなかったと今でも思う」と振り返りました。そして、「父は、20日だったからいいほうかもしれない。この状態が数ヶ月、数年続いていたら? 父は当然、その日程と同じだけ母も私も妹もずっと続いていると思う。また精神的にも大変な負荷になったはずだ」と指摘しました。

多様な意見が寄せられる

この投稿に対して、倉田さんのフォロワーからはさまざまな意見が寄せられています。「生前に約束していても、実際にその時その場面になったら自信がない……。どちらにせよ、後悔しそうな気がします。自問自答の繰り返しのような……」「ご家族のケースは色々で、全てに当てはまるとは思いませんが、私は1秒でも生命が延びる選択をしていこうと思います。大切な人には生きていてほしい」といった声があります。

以上、倉田真由美さんが父との約束について語ったエピソードをお伝えしました。

※本記事の引用元は中日スポーツです。

日本ニュース24時間へのリンクです。

参照リンク: https://news.yahoo.co.jp/articles/32542bd03b5615f83a7fbfc5e48ae13e9b42bd6a