ウクライナの状況がますます深刻化しています。先日、北東部ハリコフ州の州都ハリコフでロシア軍によるミサイル攻撃があり、10歳の少年を含む2人が犠牲になりました。さらに、5日にはクピャンスク近郊の村のカフェなどでもロシアの攻撃があり、50人以上が亡くなったとのことです。
このような状況の中、ウクライナのゼレンスキー大統領は、厳しい冬の到来を前に、電力施設などを守るための防空システムの供与を西側諸国に求めています。その中で、ドイツは地上配備型迎撃ミサイル「パトリオット」の追加供与を確約しました。
一方、スウェーデンもまたウクライナへの支援を表明しました。スウェーデンは自国で開発した戦闘機グリペンをウクライナに供与する予定ですが、その条件として北大西洋条約機構(NATO)への加盟が求められています。スウェーデンのNATO加盟はトルコが難色を示していたため、議会の承認手続きがまだ残っています。
このような支援により、ウクライナはロシアの攻撃に対してより強力な防衛手段を持つことができるでしょう。日本ニュース24時間は、最新情報をお伝えするために、この情勢を注視しています。