《容疑者の同居人男性に名前を問うと「はい」と…》「人目を避けていたのか」近隣住民が訝る容疑者の“あまりの存在感のなさ”「30年くらい空き家じゃないの?」


【写真】「被害者の夫と高校時代は同級生」安福久美子容疑者の卒アル写真ほか

26年の節目を直前にして、突然の逮捕。容疑者は、なぜ、今まで逃げ延びてこられたのか。【前後編の後編。前編から読む】

「事件当時、容疑者は40台前半ですでに結婚していた。名古屋市港区の分譲マンションで夫や子どもと暮らしており、学校のPTA役員などを務めることもあったそうです。関係者によると、少なくとも事件後10年以上はその分譲マンションで暮らしていた」(地元紙記者)

 登記簿謄本によれば、容疑者が住んでいたマンションの一室は「安福」姓の男性名義で1994年に購入されている。この分譲マンションの周辺を取材したところ、クリーニング店で働く女性がこう明かした。

「たしかに店の顧客履歴を見たら、うちのお客さんで、利用していたことがありました。いつ来たのかも定かではないし、誰も顔は覚えていませんが、名前を見たら彼女のものでした。背筋がゾクっとしましたよ」

 事件から17年後の3月、この部屋は別の人間に譲渡された。その後、同居男性の住所は自身の実家に戻っている。

 「警察発表の住所付近での容疑者の目撃情報がほとんどないのです。各社、取材には難航しています。容疑者家族が住んでいたのは十数年前ですから、覚えている人が少ないということもあるでしょう。ただ人目を避けて生活していた可能性もある」(前出・地元紙記者)

 容疑者が事件後も家族と生活をともにしていたと仮定すれば、同居男性の実家に住んでいた可能性が高いだろう。しかし、実際に近隣を取材してもこの女の存在は感じられなかった。



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