元自衛官の自民・佐藤正久議員 独断訪露の鈴木宗男氏を「完璧にロシアに利用されている」と批判

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佐藤正久議員が、自身のツイッターを更新し、事前に党への届け出をせずにロシアを訪問した日本維新の会の鈴木宗男参院議員について批判しました。

佐藤議員の批判

佐藤議員は、鈴木氏が訪露中に現地メディアに対し「ロシアの勝利」と発言した記事を引用しました。そして、「完璧にロシアに利用されている。思想信条の自由はあるが、ウクライナでロシアが行っている事は、国際人道法違反であり、ICCも捜査中」と痛烈に批判しました。

鈴木氏はロシアを訪れ、5日に帰国しました。維新の会は、所属国会議員が海外渡航する際は事前に届け出るように通達していますが、鈴木氏の届け出は2日だったそうです。

鈴木氏の主張と説明

帰国後、鈴木氏は自身のブログで「事務所の単純な手続きミスではあるが、そのこと自体、私が責任者であるので全責任は私にある」と説明しました。また、北方領土の元島民の故郷再訪実現と、北海道東部の漁業関係者の安全操業を念頭に、ロシアを訪問したと主張し、「今の日露関係は最悪と言ってもよい状況であり、だからこそ誰かが国益の観点から動かなくてはならない」と自身の考えを述べています。

佐藤議員が批判する鈴木氏のロシア訪問について、どのような影響があるのか、今後の展開が注目されます。

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