南米コロンビア史上最悪の連続殺人犯、ルイス・アルフレド・ガラビート受刑者が服役中に66歳で死亡しました。ガラビート受刑者は8〜16歳の少年170人以上を虐待、拷問、殺害した罪で投獄されており、その恐ろしい犯罪歴は世界でも最悪クラスとされています。
ガラビート受刑者の異名と犯罪手法
ガラビート受刑者は「野獣」「ジェノバの怪物」と呼ばれるほどの凶悪犯でした。彼の犯罪手法は、訪問販売員や修道僧、障がい者、ホームレス、救済活動家などのフリをして学校に侵入し、ターゲットを見つけていました。そして、食べ物や飲み物を使って人目につかない場所に誘い出し、歩き疲れた少年たちを襲撃、殺害するのが彼の常套手段でした。さらに、彼は手帳に殺害した少年たちの詳細な記録をつけていたのです。
ガラビート受刑者の逮捕と禁錮刑
ガラビート受刑者の摘発は、1998年10月にペレイラの町で子供36人の遺体が見つかったことをきっかけに行われました。この事件を受け、コロンビア史上最大の捜査が開始され、1年後にガラビート受刑者が容疑者として特定されました。捜査によると、彼は被害者を虐待し手足を切断し、喉を切り裂くという残虐行為を犯していたのです。
ガラビート受刑者は犯行を自白し、2000年には禁錮835年の刑を言い渡されました。ただし、コロンビアでは服役期間が最長で40年と定められています。
受刑者の健康状態
ガラビート受刑者は服役後、目の腫瘍と白血病の診断を受けていました。このため、彼は病院で治療を受けていたのです。
この悪名高い殺人犯の死去により、被害者の家族や地域社会はいくらかの癒しを感じることができるかもしれません。しかし、彼の凶悪な犯罪が永遠に忘れ去られることはないでしょう。
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