元セクシー女優が暴露する「過酷すぎる“男性演者”の裏側」…“女優に嫌われたら即終了”と言い切れるワケ


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“相手役”がツラすぎる件

 私がデビューした当時出会った大人気の男性演者は、その日仕事を4件ハシゴしていた。私と共演した現場がその日の最後の現場で、撮影終了後に愛車のバイクで帰宅する話をしていたのをよく覚えている。肉体労働を4件もこなし、自分の足で帰るなど1人ブラック企業もいいところだが、セクシー業界では割と当たり前な話。送迎付きの女優とは、扱いが雲泥の差だ。

 売れっ子でさえハードなのだから、駆け出しや副業の場合はさらに過酷。まだアマチュアに近い演者だと、オファーがあるだけでもありがたいという状態で、安ギャラの現場をこなして経験値を積んでいく。

 世に素肌を晒して女性に気を遣い、金額もさほど出ず、自力移動で実績を積む姿はもはや“修行僧”といえようか。ちなみに監督の指示通りに動けず、女優からの評判も悪いと基本的には“即切り捨て”だ。

 よく世間の人は「可愛い女の子とたくさんお手合わせできていいなぁ」と羨むけれど、相手役の方々は命を削って現場に臨む。真剣に仕事をしている人ばかりなので、「現場は男性にとっての楽園なのでは?」などと勘違いしてはいけない。



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